第93回センバツ高校野球大会に出場する天理高校(奈良)の達孝太(たつ こうた)投手が注目されていますね!
身長193センチと大型で、そのピッチングはまさに「投げ下ろす」という表現がぴったりです。
社会人野球の監督をしていた父の影響で野球を始めた達孝太投手。
メジャーを志望しているとの発言と、イケメンぶりが話題になりましたね。
スカウト陣からも「楽しみな選手」との評価を得ている達孝太投手について調べてみました。
達孝太が父に80万の恩返し?
達孝太が高身長でイケメン!
進路はメジャー志望?
達孝太が父に80万の恩返し?
達孝太投手の父親は社会人軟式野球の監督を務めていました。
そのことがきっかけで達孝太投手は小学4年生から捕手として野球を始め、中学で投手へ転向。
最速146キロのストレートに落差のあるフォークを武器としています。
昨秋の近畿大会準々決勝で敗れてから「打倒 桐蔭」の思いで決勝での対戦を目指す達孝太投手は、今年初めに秘密兵器を導入しました。
3Dトラッキングシステムの「ラプソード」です。
お値段なんと80万円!
年明けに達孝太投手がご両親に相談したところ、すぐに手配してくれたそうです。
息子に対する期待がハンパないですね!
ラプソードは↓これら↓のデータを取得できるすごい装置なんです。
球速・回転数・有効回転数・有効回転率
ストライクゾーン分析・回転軸・変化量(縦・横)・3D投球軌道
多くの球団や選手が活用していて、ダルビッシュ有投手もラプソードを取り入れています。
先週、憧れのダルビッシュ有(パドレス)も使用する、ボールの回転数やスピン量を計測する約80万円の“新兵器”が両親から届いたという右腕。「必ず達成しないといけない」と自身最速146キロを更新する150キロマークと全試合クオリティー・スタート(6回自責点3以内)を宣言した。
引用:スポーツ報知2/24(水)
80万円とはお高いですね。
父親からは「絶対に(活躍して)返せよ」と言われたそうですが、きっと良い投資になるのではないでしょうか。
高身長イケメン
達孝太投手は背が高く、またイケメンなことでも話題ですね!
天理高・達孝太投手、インタビュー https://t.co/pLxtrQYSAC @YouTubeより
天理高校野球部 pic.twitter.com/3X02jANvEl
— Angmar (@ma2axxx) November 21, 2020
インタビューを受けている姿もとても爽やかです!
達孝太投手の身長は193センチ。チーム内でもダントツです。
この画像を見ても分かるように、手足が長いですね。
達孝太投手の父親の身長は173センチ、母親は160センチ台前半ということで、ご両親ともそれほど身長が高くはないですが、達孝太投手は小学校6年生ですでに177センチだったということですでに大物!
体重は昨年は80キロ台前半でしたが、近畿大会の準々決勝で大阪桐蔭に大敗したことで闘志を燃やし、下半身強化で体重も88キロに増やしてきました。
しっかりとセンバツに照準を合わせてきたのがわかりますね。
イケメンということもあり、大会では一際注目を浴びそうです。
進路はメジャー志望?
1年生の秋、神宮大会の試合後メジャーへの夢を語った達孝太投手。
現在は「長く野球をやりたいんで、日本のプロに行って、それからメジャーリーグ。サイヤング賞を取れるピッチャーになりたいですね」と語っています。
(リアルスポーツ2021年1月31日より)
メジャーへの夢を語った直後「高卒メジャー志望」の見出しがついた記事が拡散され、メジャーのスカウトから視察の連絡がいくつか入りました。
そして達孝太投手はこうも語っています。
「実は、甲子園にはそこまで興味がないんです。高校で甲子園に出たからといって、特別なことがあるものでもないし、最終的にメジャーリーガーになれたらなという感じなんです。甲子園に出るといろんなチームと対戦できるので、出場できるのはいいんですけど、甲子園にこだわっているわけではないんです」
「目標とする選手はマックス・シャーザー(ナショナルズ)ですね。あの力感から、メジャー全体では2番目の回転数のボールを投げている。自分もああいうピッチングができる投手になりたいです」
「150キロまでは出せたらなって思いますけど、それ以上はあんまり意識していないですね。スピードが出過ぎると故障のリスクもあるって聞いたんで、150キロくらいで止めようかなと」
引用:number WEB https://number.bunshun.jp/articles/-/842519?page=2
この発言から、高卒でメジャー志望なのではと思われがちですが、甲子園を軽視しているのではなく、甲子園を大きな夢への通過点のひとつと捉えているんですね。
ただ、甲子園がゴールではない。
もっともっと先を見据えているからこその発言ですね。
余談ですが、高卒でメジャー行きを表明することに対して、日本の球界は閉鎖的なようです。
日本のプロ野球を経験しメジャーに挑戦するというのがお決まりの流れになっていて、実際、2009年の甲子園で活躍した菊池雄星選手(花巻東高校・マリナーズ)は、メジャーの夢を語った途端に逆風にさらされました。
日米20球団と面談した菊池雄星選手ですが、結局アメリカに渡ったのは2019年。
菊池雄星選手は「メジャーが優れていて、日本の野球が劣っていると言う話ではなく、その選手が今すぐメジャーで成功できる、できないという話でもなくて、高校生が夢を語れる。野球界がそう言う環境になってほしい」と語っています。
“天理の大谷”達孝太、衝撃の甲子園デビュー https://t.co/1gHAMSmiho @sanspocomより
>メジャー志望を口にしたこともあったが、今では「改めて自分で考えて、すぐには通用しない。大学、社会人もあるし、最終的にはプロに行きたい」と気持ちは変化した。— だけんさん@がんばらない🐈 (@inugarashi078) January 29, 2021
熟慮の末考えが変わったのか、圧力があったのかわかりませんが。
日本のプロ野球にしても、メジャー行きでも、達孝太投手には自分の本当の気持ちで進んで欲しいですね。
まとめ
♦︎達孝太投手はダルビッシュ有投手も活用する、80万円の「ラプソード」を練習に取り入れている
♦︎193センチ・88キロ、高身長でイケメン!
♦︎進路はメジャー志望の気持ちがあったが、日本のプロ野球からメジャーリーグを目指す
♦︎将来の夢は「サイ・ヤング賞(米大リーグの最優秀投手)」
達孝太投手は打たれても気にしない性格、さらに練習が好きで一日中でも苦にならないほど。
その強い精神力で、どんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。