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鈴木琢也の勉強法7つ!逆カレンダーやTEDトークの使い方も!

『バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。』の著者

鈴木琢也さん35歳。

中学からヤンキーになり、偏差値30の高校を卒業後とび職についた鈴木琢也さんですが、父親が会社で表彰されたことをきっかけに一流大学を目指すなんてすごいですよね!

そこで、辞書の引き方もわからなかった鈴木琢也さんが、世界屈指の公立カルフォルニア大学バークレー校に入学できた勉強法について調べてみました。

特別な教材を使わなくても、今からでも実践できる!

逆カレンダーTEDトークなど、現役の学生さんや、目指すものがある方にはとても役に立つ勉強法です。

鈴木琢也の勉強法がすごい!

①新聞の漢字が読めない!電子辞書で部首索引

②英語がわからない!中学生レベルの英検3級から学び直す

③語彙力が飛躍的にアップ!忘却曲線を使った覚え方

④モチベーション爆上げ!黄色マーカー

⑤時間を見える化!逆カレンダー

⑥英語のヒアリングが苦手なら!TEDトーク活用術

⑦劇的な効果!授業中の心の持ち方

鈴木琢也の7つの勉強法がすごい!



引用:ハフポスト

鈴木琢也さんが大学を目指す前は本当に漢字も読めず、英語も全く分からなかったと言います。

しかし父親にアドバイスをもらったり、勉強法を調ベて自分なりのやり方を見つけ、継続することで力をつけていきました。

鈴木琢也さんの7つの勉強法を紹介していきます。

①新聞の漢字が読めない!電子辞書で部首索引

漢字が読めない時は電子辞書を活用し、部首索引(ぶしゅさくいん)。

例えば、「さんずい」「くさかんむり」などの部首を入力すると、漢字が表示されます。

これなら漢字の読みが分からなくても調べることができますね。

 

電子辞書は中学や高校でも使われていますよね。

家にあるけど使っていないという人も多いのではないでしょうか。

 

鈴木琢也さんは父親の背中を見て、営業マンになりたいと父親にアドバイスを求めます。

そして新聞を読んでみることにしましたが、まず漢字が読めませんでした。

国語辞典で調べようとしますが、まず漢字の読み方が分からないため、調べることができないことに気がつきます。

そこで父親が勧めてくれたのが電子辞書でした。

電子辞書を活用して新聞を読んだ鈴木琢也さんは、「知らないことを学ぶ楽しさ」に目覚めていきます。

②英語がわからない!中学生レベルの英検3級から学び直す

英語がわからない時は、英検3級から学び直すこと、これが効率の良いやり方です。

基礎は最も重要ですよね。

大人はつい基礎を飛ばしがちですが、基礎を飛ばすと挫折する確率が高く、結果、非効率なんだそう。

 

IT系の専門学校に入学した鈴木琢也さんは2年間猛勉強をし、情報処理の国家資格を取得します。

22歳でIT系の上場企業の営業職に転職、そこで大学に行くという目標を見つけ、カルフォルニア大学バークレー校を目指す決意をします。

会社を辞め、「語学学校→短期大学→バークレー校に編入し29歳で卒業」というプランを立てますが、英語も分からず渡米したため、語学学校での授業はチンプンカンプン。

レベルは最低の2でした。

(語学学校ではレベル2〜6まで振り分けられるのですが、レベル5以上であれば提携している短期大学へ入学できるということで、鈴木琢也さんはそこを狙っていました。)

その時に英検3級から学び直すことで、1年後にレベル5へ昇格。

計画通り短期大学へ入学できたのでした。

③語彙力が飛躍的にアップ!忘却曲線を使った覚え方

「エビングハウスの忘却曲線」は耳にしたことがある方も多いと思います。

一度覚えたことを効率良く定着させるには、あまり間を開けずに復習すると良いんですね。

鈴木琢也さんの単語帳の覚え方

1日目
・単語帳ページAを暗記、20分後にページAを復習

2日目
ページAを復習、新たにページBを暗記、20分後ページBを復習

3日目
ページBを復習、新たにページCを暗記、20分後ページCを復習



このように、必ず最低2回は覚え直すようにしました。

一度覚えたことを再び覚え直すのにどれだけ時間を節約できるかという視点がポイント!

例えば10分かかって覚えたことを20分後に覚えなおした場合覚え直すのに60%節約の4分で覚えられる。

2日経ってしまうと節約率は約半分(30パーセント)

すなわち覚え直すのに時間が倍近く(7分)かかってしまうということ。

2日後に7分かけるより、20分後に4分で覚えたほうが効率がいいですよね。

④モチベーション爆上げ!黄色マーカー

覚えた単語は黄色マーカーでチェック!

覚えれば覚えるほどテキストが黄色になっていくので、モチベーションが高まる!という仕組みです。

 

目標のバークレー校に編入するには、短期大学で2年間、12科目全てで高得点をキープしなくてはいけません。

しかし短期大学での授業の英語レベルは語学学校でのレベルよりはるかに高く、鈴木琢也さんは授業内容がほぼ理解できないという状態でした。

そこで忘却曲線を意識した復習と、父親に教えてもらった黄色マーカーを毎日続けることで、語彙力が飛躍的にアップしたのです。

⑤時間を見える化!逆カレンダー

その日に、何にどのくらい時間を使ったのかを色分けして記録していきます。

鈴木琢也さんはGoogleカレンダーに黄・青・赤で色分けしました

黄色・・・勉強している時間

青色・・・学びにつながる時間(新聞を読む・課外活動など)

赤色・・・勉強とは関係のない時間(移動・休憩・ゲームなど)

鈴木琢也さんは逆カレンダーの記録を1週間続けたことで意外なことに気がつきます。

色分けされたカレンダーを見てみると「意外と真っ赤だ」ということに。

逆カレンダーは、どれだけ無駄な時間があるかがひと目でわかるのです。

そして鈴木琢也さんはこの逆カレンダーによって自分がどの時間に何を勉強するのが効率が良いかもわかるようになったそうです。

鈴木琢也さんの場合

朝・・・英単語の暗記

午後・・・リスニング

夜・・・数学

勉強は時間との戦いでもありますよね。

しかし勉強ばかりするのも良くありませんし、睡眠はしっかりとりたいところです。

逆カレンダーで時間を見える化して、無駄なく効率良く勉強することが大切ですね。

⑥英語のヒアリングがわかる!TEDトーク活用術

鈴木琢也さんのTEDトークの活用の仕方はこちら

・TEDトークの字幕機能を使ってスピーチの内容を段落ごとに書き出す

・動画を流しながら発音の真似を何度も繰り返し、段落全体を記憶

・暗記後、動画を流さず発音の練習

・登壇者になりきってプレゼンする

TEDトークとは、様々な分野のエキスパートが行った講演を無料で動画配信しているサービスです。

鈴木琢也さんは授業中、講師が何を話しているのかわからなかった上に、学生たちの早口な会話も全く聞き取れませんでした。

しかしTEDトークを活用しひたすら繰り返すことで、1年後には英語が聞き取れるように。

⑦劇的な効果!授業中の心の持ち方

授業中「受信する」から「発信する」に心の持ち方を変える

教わるのではなく、自分が人に教えるならどう教えるか、ここで質問されたらどう答えるかなど、常に教える立場で考えながら授業に臨むことで、自分が何を理解していて何がわからないのかはっきりするそうです。

勉強はインプットしただけでは本当に理解できたとは言えません。

アウトプットすることで理解がより深まるんですね。

人に教えることで知識は定着するものですが、「受信する」から「発信する」へ心の持ち方を変えて授業を受けるということは、常にアウトプットを意識しているということですよね。

とても効率良く、質の良い勉強法と言えます。

 

これらの勉強法を実践し、鈴木琢也さんは短期大学入学から約2年で、バークレー校編入に必要な12科目のクラス全てで高得点を獲得し、最後の難関・パーソナルステイトメント(志望動機書)へ向かっていくことができたのです。

家族への感謝と、期待に応えたいという強い決意を綴ったパーソナルステイトメントを提出してから半年後、鈴木琢也さんは晴れてカリフォルニア大学バークレー校、政治・経済学部の3年生となりました。

まとめ

①漢字が読めない時は電子辞書で部首索引

②英語は中学生レベルの英検3級から学び直す

③忘却曲線を意識し、効率良く覚える

④黄色マーカーでモチベーションを爆上げ

⑤逆カレンダーで時間を見える化

⑥TEDトーク活用し英語力をアップ

⑦劇的な効果!授業中の心の持ち方を「受信」から「発信」へ

勉強法もすごいですが、何より鈴木琢也さんは素直で目標に向かってまっすぐに行動する人だなと感じました。

勉強をしていると、前に進んでいるのかわからなくなることがありますが、そんな時、鈴木琢也さんのエピソードは希望をくれますね。

特別なものも、高額な教材もいらない、ちょっと試してみようかな?と思える勉強法を紹介しました。